
EVバッテリー世界大手中国CATL(寧徳時代新能源科技)傘下の普勤時代(CBL)は7月2日、インドネシアの国営資源大手ANTAM、及びバッテリー製造IBCと協働し、インドネシアで採掘一貫EVバッテリー工場の建設を開始したと発表した。
今回の発表では、ニッケル採掘、バッテリー材料製造、バッテリー生産、廃バッテリーのリサイクルまで、バッテリーの全ライフサイクルを一貫して実施する工場を建設する。総投資額は約60億米ドル(約8,800億円)。電気自動車(EV)年間20万台から30万台分のバッテリーを生産し、将来的には蓄電池発電分野のバッテリーに生産対象を広げていく考え。
プロジェクト全体の敷地面積は2,000ha以上。インドネシアの北マルク州に、ニッケル採掘・精錬、バッテリー材料製造、バッテリーリサイクルを担う工場を建設し、西ジャワ州カラワンには初期生産能力6.9GWhのバッテリー製造工場を建設する。
北マルク州のバッテリーリサイクルでは、CATL傘下の邦普時代(Brump)が開発したDirectional Recycling Technology(DRT)を採用。同技術は金属回収率が95%以上と高い。またインドネシアで初めてバッテリーリサイクルで使用エネルギーを再生可能エネルギーにする。工場の本格稼働後は、年間14.2万tのニッケル、3万tの正極材料の生産、約2万tの廃バッテリーの処理能力となる見込み。
カラワンの工場では、AI、5G、デジタルツイン等の最先端技術を活用。世界経済フォーラムの第4次産業革命に適応した新たな「ものづくり」の新時代を構築するための協議体「グローバル・ライトハウス・ネットワーク」の基準に沿って建設される。
【参考】【国際】世界経済フォーラム「グローバル・ライトハウス・ネットワーク」、世界25工場が新規加盟(2023年12月19日)
【参照ページ】宁德时代与印度尼西亚合作项目正式动工
無料会員に登録すると、
有料記事の「閲覧チケット」を毎月1枚プレゼント。
登録後、すぐにご希望の有料記事の閲覧が可能です。
無料登録してチケットを受け取る
【無料会員向け】有料記事の閲覧チケットの詳細はこちら
または
有料会員プランで
企業内の情報収集を効率化
- 2000本近い最新有料記事が読み放題
- 有料会員継続率98%の高い満足度
- 有料会員の役職者比率46%
有料会員プランに登録する