
アジア機関投資家の気候変動イニシアチブAIGCCは9月11日、4月に発表した「アジアにおける気候変動投資家の現状」の2025年版報告書から、中国の機関投資家30社の状況を抽出した分析レポートを発行した。
【参考】【アジア】アジア機関投資家6700兆円、気候変動投資アクション積極化。AIGCC年次報告(2025年4月7日)
今回分析対象となった中国の機関投資家の運用資産総額は142.8兆人民元(約3,000兆円)。30社のうち73%が、気候変動に関連する財務リスクと機会を認識。50%が投資方針に気候関連要素を統合しており、中国で主流の投資手法になりつつあることが明らかになった。また40%が投資先企業との対話の重要性を認識しており、アジア平均の36%より高かった。
一方、ネットゼロに基づく投資目標を策定していたのは20%のみ。気候シナリオ分析結果の公表も27%にとどまった。2030年または2035年のファイナンスド・エミッション削減目標を策定していたのは16%だった。
AIGCCは、中国の機関投資家が投資運用における気候変動の重要性を認識していることを高く評価。また目標設定等が低い状態であることについては、今後の伸びしろと捉えた。
【参照ページ】More Chinese Investors Embrace Climate Integration, Potential for Growth in Climate Solutions Investment
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