
東レとリファインバースは10月21日、エアバッグ端材をリサイクルしたナイロン66樹脂の開発を加速させるための覚書(MOU)を締結したと発表した。
近年、日本国内においても、EUのELV規則案を意識した再生材のさらなる供給・活用が進められている。年間の廃車(ELV)となる自動車数は約273万台。廃棄されるエアバッグは約1,900t。これまでELVのエアバッグの多くは、金属とガラスが除去された後プラスチック、フィルム、塗料、フォーム等の化石燃料由来の製品が混在する残渣「自動車シュレッダーダスト(ASR)」として処理されており、ほとんどリサイクルされていない。
【参考】【ドイツ】BASF、廃車由来ナイロン6のリサイクルで2つのプロセス発表。サーキュラーエコノミー(2025年10月7日)
リファインバースは、…
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