
世界保健機関(WHO)は7月29日、各国当局向けに医薬品からの温室効果ガス排出削減に向けた初の国際枠組を発表した。今後、各国当局やパートナーと連携し、パイロットプロジェクト、ガイダンスの改訂、キャパシティビルディング、信頼メカニズムの強化、継続的な国際対話等を通じ、同枠組の提言を具体的な行動に移していく。
WHOによると、保健医療システムは世界の温室効果ガス排出量の約5%を占め、その中でも医薬品が最大。英国の国民衛生サービス(NHS)では、調達する物品・サービスに伴う排出量の約25%が医薬品に由来すると推計している。また、世界の医薬品生産・消費に伴う温室効果ガス排出量は1995年から2019年に77%増加し、世界全体の消費関連排出量の伸びを大きく上回っている。
今回の国際枠組は、…
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