
欧州委員会は10月6日、規格をさらに戦略的武器に変えるための標準化規則改正案を公表した。2012年制定の現行規則を置き換え、規格策定の迅速化、規格への無料アクセス、中小企業や市民社会の参画拡大、国際標準化におけるEUの影響力強化を目指す。AIやサイバーセキュリティ、クリーン技術の普及を支える技術基盤を整備し、単一市場の統合と産業競争力の向上につなげる。今後、EU理事会と欧州議会との協議に入る。
EUの共通規格は、関連EU法が定める要件への適合を企業が示すための重要な手段となっている。規格の適用は原則として任意だが、EU官報に参照情報が掲載された整合規格に従うことで、その規格が対象とする法的要件への適合が推定される。また、企業は適合性評価の負担を軽減でき、加盟国ごとに技術的要件が異なることによる市場の分断も抑えられる。
しかし、欧州委員会は今回、…
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