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【国際】PACT等、スコープ3削減でサプライヤーエンゲージメントの共通原則提示。先進事例も

 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)のスコープ3のカーボンフットプリントの透明性を確保するための複数のイニシアチブを統括するプログラム「カーボン・トランスペアレンシー・パートナーシップ(PACT)」と、米ロッキーマウンテン研究所(RMI)は6月24日、温室効果ガス排出量スコープ3削減に向けたサプライヤー・エンゲージメントに関するホワイトペーパーとガイダンスを発表した。

 今回の発表は、企業がサプライチェーン全体でカーボンニュートラル化を進めるための実践的ツールを提供したもの。1つ目は、サプライチェーン全体における製品カーボンフットプリント(PCF)のデータ交換の促進に関するホワイトペーパー。PACTとRMIが共同制作した。

 主要なサプライヤーの温室効果ガス排出量データを収集する際、自組織とサプライヤーの社内外の課題に対応する必要がある。そのため、「経営陣の支援の確保」「分散型ガバナンスの導入」「すべての契約におけるPCFデータ交換の導入」の3つのアクションを提示した。

 2つ目は、サプライチェーンの脱炭素化に関する実践ガイダンスで、サプライヤーを「イノベーション」「介入」「コンプライアンス」「低い優先度」の4つのグループに分類し、各グループに適切なインセンティブ、罰則、キャパシティビルディングを組み合わせて提供する方法に焦点を当てた。

 同ガイドでは、先進事例も紹介。バイエル、シュナイダーエレクトリック、ボール、OPTEL、Sage Group、ABB、Danfoss、アムコア、EDPの他、業界イニシアチブとしてPACT、The Climate Drive、Together for Sustainability(TfS)のガイドラインも提示した。

 PACTは、サプライヤー主導のカーボンニュートラル化に向けた5つの共通原則「内部からのリード」「セグメントに合わせた戦略」「インセンティブと野心の一致」「PCFデータをボトルネックではなくブリッジとして使用する」「気候変動対策のソリューションとしての調達」を提唱している。

【参照ページ】WBCSD-PACT and RMI launch new resources to transform supplier engagement for Scope 3 decarbonization 【参照ページ】Accelerating Supply Chain Decarbonization

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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