
日本コカ・コーラは8月29日、日本コカ・コーラシステム製品の原液を製造する滋賀県守山市の守山工場が、持続可能な水利用を促進する国際機関「Alliance for Water Stewardship(AWS)」規格のコア認証を取得したと発表した。
日本コカ・コーラシステムは、原液の供給と製品の企画開発やマーケティング活動を行う日本コカ・コーラと、製品の製造・販売等を担う5つのボトラー会社および関連会社で構成されている。
日本コカ・コーラシステムでのAWSコア認証の取得は、2024年12月のコカ・コーラボトラーズジャパンの山梨県北杜市にある白州工場に続き2拠点目。AWS規格が掲げる原則に沿って、工場周辺流域での行政や地域等のステークホルダーとの連携、全世界のコカ・コーラシステム共通の品質とオペレーション管理システム「KORE」に基づく水質管理、森林整備による水資源保全等が評価され、持続可能な周辺流域への貢献が総合的に認められた。
KOREとは、Coca‑Cola Operating Requirementsの略で、原材料の調達から製造、物流・輸送、販売といった消費者に製品が届くまでの過程における品質、食品安全、環境、労働安全衛生に関する基準を網羅したシステムを指す。日本も含め世界共通で順守しており、国際規格ISOや各種法令の要求事項を満たしつつ、さらに厳しい基準を設定している。
守山工場では、滋賀県湖南市の夏見生産森林組合と森林保全活動に取り組む「琵琶湖森林づくりパートナー協定」を2024年10月に締結。日本コカ・コーラシステムの全国22工場すべてで、地域と共に水源涵養活動に取り組む体制を整えている。
また、同社は2025年3月、サントリーホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、栗田工業、八千代エンジニアリングの4社と共に、AWSと協働し日本国内の水資源保全イニシアチブ「ジャパン・ウォータースチュワードシップ(JWS)」を始動している。
【参考】【日本】サントリーHD等5社、ジャパン・ウォータースチュワードシップ発足。水資源保全(2025年4月4日)
具体的な活動として、研修等の日本語プログラム提供、企業間のネットワーキング、流域やサプライチェーンにおける協働活動、行政機関との連携等を推進予定。企業が業界を越えて協働して流域の水資源保全に取り組む環境を整備し、国内外の流域で顕在化する水リスク対応への影響力を高めていく。
【参照ページ】日本コカ・コーラ、守山工場で「AWS認証」を取得
【参照ページ】コカ・コーラシステムについて
【参照ページ】コカ・コーラ ボトラーズジャパン白州工場、AWS規格のゴールド認証を取得
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