
金融情報世界大手米S&Pグローバルは9月17日、日本エネルギー経済研究所からの情報提供を受けてエネルギーの将来を分析した報告書を公表した。同報告書の作成には、ペトロナス、サウジアラムコ、アマゾンのAWS、パイプライン・インフラストラクチャ、ウッドサイド・エナジーも協力した。
今回の分析では、インド、インドネシア、ブラジル等の主要な新興国・発展途上国12カ国を詳細にモデル化し、その他の国々、先進国、中国の見通しと統合して将来のエネルギー需給をシミュレーションした。なお、中国は新興国・発展途上国ではなく先進国側で扱われている。シミュレーションでは、価格や安全保障など複数の政策目的が併存する「現実継続パスウェイ」、各国が実行可能な範囲で最大限の排出削減を進める「排出削減パスウェイ」、先進国と中国が削減を優先する一方、新興国・発展途上国は価格や安定供給を重視する「優先順位分岐パスウェイ」の3つのシナリオが検討された。
現実継続パスウェイでは、…
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