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【日本】三菱ガス、三菱マテ、関東天然瓦斯開発、蔵王で地熱発電開発可能性調査開始。JOGMEC案件

【日本】三菱ガス、三菱マテ、関東天然瓦斯開発、蔵王で地熱発電開発可能性調査開始。JOGMEC案件 1

 三菱ガス化学、三菱マテリアル、関東天然瓦斯開発は9月16日、宮城県刈田郡蔵王町で地熱資源の開発可能性調査を目的とした共同事業を開始したと発表した。独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)から、令和8年度地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業として採択された。

 三菱ガス化学は、1981年から地熱開発に携わっており、これまで秋田県鹿角市澄川地域、秋田県湯沢市山葵沢地域、岩手県八幡平市安比地域での地熱発電事業に参画している。宮城県蔵王地域では、2021年度から同社が単独で基礎調査を実施してきたが、基礎調査により判明した当地域の地熱ポテンシャルの優位性を踏まえ、2026年3月には三菱マテリアルと関東天然瓦斯開発との間で、共同事業契約を締結していた。

 日本国内での地熱発電開発は2000年代に大きく後退したが、2011年の福島第一原子力発電所の頃から再び案件が誕生。2015年以降は比較的大型の案件開発も始まっている。

 また、JOGMECは2019年から、地熱資源を発電だけでなく農業や観光等にも活用する地域を「地熱モデル地区」に認定し、北海道森町、岩手県八幡平市、秋田県湯沢市の3自治体を認定してきた。2026年6月には制度を拡充し、発電所が稼働している地域だけでなく、将来的な事業化が見込まれる調査段階の地域も対象とした。地域共生を発電所完成後の利益還元策ではなく、開発の早期段階から設計する方向へ政策も移りつつある。

【参考】【エネルギー】地熱発電は地域に何を残すか ~わいた・濁川・八幡平等に見る利益還元と地域共生~(2026年8月20日)

 JOGMECがこれまでに採択してきた案件では、岩手県の松尾八幡平地熱発電所、熊本県阿蘇村の南阿蘇湯の谷地熱発電所、北海道の南茅部地熱発電所がすで運転中。秋田県のかたつむり山発電所と木地山地熱発電所が建設段階にある。また、近年は毎年のように新規案件が出てきており、2026年には新日本科学とコスモエネルギー開発が手掛ける鹿児島県指宿市池底地域、2025年には三菱マテリアルが手掛ける北海道鹿部町南部地域、2024年にはその他4件で調査事業が新規案件として採択されている。

【参照ページ】宮城県蔵王地域における地熱資源の開発可能性調査を3社共同で開始

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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