
欧州環境機関(EEA)は10月25日、EU域内の海洋保護区の設定状況に関する報告書を発表。2016年末までにEU加盟国の海域総面積の10.8%が海洋保護区(MPA)に指定されたと発表した。これにより、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で国際合意した「愛知目標」の目標11「2020年までに陸域及び内陸水域の175以上、沿岸域及び海域の10%以上を保護区にする」の海域10%目標を達成した。
EEAは、2012年から2016年にかけて海洋保護区域の適用範囲は10地域のうち9地域で改善されたと評価。最も広いのは北海の27.1%で、最も小さいのはレバント海の2.6%。地中海でも11.7%が海洋保護区に指定されている。しかし、保護海域は沿岸部に偏っており、沖合までは十分に保護されていない。保護地域の約半分は沿岸から30km範囲未満であるため、海洋生態系サービスを保全するには保護区域面積がまだ足りないという。
日本では、政府が2011年に初めて海洋保護区を設置し、現在は8.3%。愛知目標の10%目標を達成できていない。
【参照ページ】EU reaches the Aichi target of protecting ten percent of Europe's seas
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