米ESG評価機関NGOのJUST Capitalは4月17日、ESG評価の「S」調査の一環として、全米大手上場企業890社の雇用状況を調べた結果を発表した。優良企業として18社を選定した。
JUST Capitalは、SG全体評価の中で雇用分野に25%のウエイトを置いている。雇用分野では、「報酬水準」「生活賃金」「労働安全衛生」「報酬差別」「公正な賃金」「ダイバーシティと機会均等」「ワーク・ライフ・バランス」「研修・キャリア開発機会」「透明な企業文化」の9つの項目を設けている。
今回JUST Capitalは、各9項目において890社の対応状況をまとめるとともに、優良企業18社を選定。選ばれたのは、ペプシコ、NIKE、マリオット・インターナショナル、ゴールドマン・サックス、ステート・ストリート、インテル、ペイパル、クアルコム、シマンテック、ウェルズファーゴ、テキサス・インスツルメンツ、NVIDIA、イーライリリー、アライアンス・データ・システムズ、ボストン・サイエンティフィック、ハスブロ(Hasbro)、JLL。
【参照ページ】The Win-Win of JUST Jobs