
欧州委員会は7月8日、水素・ガス市場指令に基づき、低炭素水素に関する温室効果ガス排出量算定方法論を規定した委託法令(政令に相当)を採択した。欧州議会とEU理事会から異議申立てがなければ、同委託法令は自動的に施行される。
EUは、2023年に第3次再生可能エネルギー指定(RED III)を制定し、2030年までにEU全体のエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合を42.5%以上とし、さらに努力目標として45%を目指すことを目標としている。「再生可能エネルギー」の定義では、すでに欧州委員会は、再生可能水素と生物由来でない再生可能燃料(RFNBO)を含めた方法論を定めた委託法令を採択している。
【参考】【EU】欧州委、「再生可能水素」定義を委託法令で規定。追加性、時間的相関、LCA排出量等(2023年2月15日)
一方、従来の天然ガスに関するガス指令及びガス規則を代替するEU法として、…
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