シャープは、新型コロナウイルス感染拡大によるマスク不足を受け、液晶ディスプレーを生産する三重工場のクリーンルーム等を活用し、マスク生産を開始することがわかった。各メディアが2月28日、一斉に報じた。異業種からのマスク生産参入は初だという。
マスク不足については、日本政府が産業界に増産を緊急要請。2019年度予算の予備費から103億円を支出することを決定しており、今回のシャープのアクションも支援する。支援額は、マスク生産設備の導入事業に限定し、3000万円程度となる模様。シャープは、製造ライン3本でマスク生産を開始し、最終的には10ラインに拡大し、1日50万枚の生産体制を整える考え。
シャープは、台湾の鴻海科技集団が株式の過半数を持つ子会社。異業種からのマスク生産開始では、中国でもGMの現地合弁会社が参入を発表している。
【参考】【中国】自動車大手・上汽通用五菱、サプライヤー工場を一部マスク製造に転換。新型コロナ対応 2020/02/13
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