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【国際】米英のファッション協議会、ファストファッション慣行を見直す共同声明発表。新型コロナで課題露呈

 米ファッション協議会(CFDA)と英ファッション協議会(BFC)は5月21日、新型コロナウイルス・パンデミックに伴うファッション業界への打撃を受け、ファスト・ファッションを追求してきた業界の在り方を再考する必要があるとする共同声明を発表した。

 同声明では、ファストファッション追求を止める動きは遅きに失していると自己批判し、新型コロナウイルス・パンデミックでの業界打撃で多くの関係者の声を聞いたところ、ファッション業界のあり方を変えなければいけない状況に追いやられていることが明確になったと指摘した。

 その上で、ブランド企業、デザイナー、小売企業に対し、ファストファッションの追求をやめてスローダウンするよう促した。ファストファッションでは、パンデミックの影響で在庫の山が発生。季節コレクション・サイクルを見直し、大量生産・大量投入ではなく、販売手法や販売時期を見据えた賢明な戦略が求められると現在の業界慣行からの変革を求めた。現行の商品サイクルは、店舗到着のタイミングと実際に消費者が必要とするタイミングに大幅なズレがあるとの課題も突いた。

 また、デザイナーに対しては、年間2回のコレクションに集中すべきでないと訓告。デザインに時間をかけられるようにすることで、デザイナーおよびデザインチームのストレス低減にもなり、創造性と技術が才能と結びつくまでに時間をかけることができるとした。春秋の発表会に先立ち開催されるプレコレクションについても、商業的需要への理解を示しつつも、消費者に美しい服を見せ、個々のブランドの精神を伝えるという本来の目的に立ち戻るべきだと指摘した。

 さらに、パンデミックが終息し、オフラインでのイベントが再開できるになった際には、バイヤーや記者の移動に伴う負担軽減のため、通常のシーズンカレンダーに則した時期に、世界規模のファッション都市の1ヶ所だけでイベントを開催するよう求めた。これによりバイヤーの負担と移動に伴う二酸化炭素排出量を削減できるとした。さらにファッション業界のサステナビリティを追求するためには、大量生産ではなく、価値の高く耐用年数のあるファッションを創り出すことこそが求められていると、新時代への移行を促した。

 同協議会らは、しばらくの間は対面によるコレクションは開催できないと指摘し、オンラインでの春夏コレクションやシーズンカレンダー作成に取り組むと表明。各国の関係者にも協力を求めた。

【参照ページ】THE FASHION INDUSTRY’S RESET: AN IMPORTANT MESSAGE FROM THE CFDA & BFC

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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