
国際ESG不動産評価機関GRESB(グローバル・リアルエステイト・サステナビリティ・ベンチマーク)は11月16日、同社親会社Green Business Certification(GBCI)から資本独立を果たしたと発表した。新たにGRESB財団を創設するとともに、GRESBの活動を運営してきたオランダ籍GRESB B.V.が営利企業としてGRESBの評価サービスを担う。
GRESBは、APG、PGGM、オンタリオ教職員年金基金等の欧米の機関投資家の支持を受け、2009年に創業。そして2014年には、組織を拡大するために、GBCIからの出資を受けた。さらに今回、第三者評価機関として独立性を高めるため基準策定組織と評価組織を分離。基準策定組織を新財団の業務とし、評価組織となったGRESB B.V.を、GRESBマネジメントチームが、プレイベートエクイティSummit Partnersからの資金支援を受け、独立した形となった。
今回の機構改変により、GRESB財団の理事会には、APG、PGGM、オンタリオ教職員年金基金が理事として就任し、他にもGRESB参画の機関投資家から理事を招聘する。またGRESBの評価基準の監督や承認を行う役割を担う組織として、GRESB不動産とGRESBインフラストラクチャーの双方のアドバイザリーボードが「スタンダード・ボード」に改称。同様に、策定を担う「ベンチマーク委員会」も「スタンダード委員会」に改称される。
一方、基準策定業務を手放したGRESB B.V.は、GRESB財団が定める評価基準を基に実際に評価を行う企業として生まれ変わる。スーパーバイザーボードには、今回資金を提供したSummit Partnersと、社外役員で構成し、その下に執行を担うマネジメントボードが置かれる。GRESB B.V.は、Bコーポレーションの認証を取得する予定。
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