
飲料世界大手仏ペルノ・リカールとシンガポール低炭素・低廃棄輸送技術ecoSPIRITSは3月9日、香港及びシンガポールにおけるガラス瓶や二次包装等の製造・輸送での廃棄物と二酸化炭素排出量削減で協働すると発表した。世界中の全商品ブランドを対象としたのは、同社初。対象商品は、アブソルート・ウォッカ、ビーフィーター、ハバナ・クラブ・ラム等。
今回のパートナーシップは、ペルノ・リカール、サステナブル・レストラン協会、Trash Collectiveの3者協働で2020年に発足したイニシアチブ「Bar World of Tomorrow」の活動の一環。香港では、飲食店サステナビリティ格付NGO英FOOD MADE GOODと協働し、バーテンダーの持続可能な事業運営を支援するワークショップを開催している。同様のアクションは今後、シンガポールでも開始予定。
香港とシンガポールは、世界で最もバーやレストランが密集する都市。最近の研究によると、ガラス瓶のリサイクル率は、香港で15%以下、シンガポールで11%以下で、大きくは埋め立て廃棄されているという。
今回両社は、ペルノ・リカールの蒸留酒商品で、従来型のガラス瓶に代わり、ecoSPIRITSが特許出願中の100%再利用可能なガラス容器「ecoTOTE」を採用。使用後のecoTOTEは、回収・充填所「ecoPLANT」へ返却され、ペルノ・リカールの基準で消毒し、再利用される。
同プログラムには、香港及びシンガポールのバー80店舗以上が参画。両都市での二酸化炭素排出量は、従来型のガラス瓶比で平均66%削減できる見込み。
ペルノ・リカールは、2030年サステナビリティ目標「Good Times from Good Place」を設定済み。サーキュラーエコノミー分野では、2025年までに包装・容器を全てリサイクル可能、再利用可能、堆肥化可能な素材またはバイオ素材への転換を進めている。
【参考】【フランス】ペルノ・リカール、包装・容器のリサイクル性を向上。バイオ素材への転換も (2021年2月17日
【参照ページ】Pernod Ricard partners with ecoSPIRITS to develop a more sustainable bar scene
【参照ページ】ecoSPIRITS Partners With Pernod Ricard as Transition to Circular Spirits Gains Global Momentum
【画像】ecoSPIRITS
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