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【ドイツ】BP Pulse、主要幹線道路上の小売6店舗にEV充電ステーション併設。600kmカバー

 エネルギー世界大手英BP傘下の電気自動車(EV)充電ステーション運営BP Pulseは1月23日、中・大型EVトラック向けの300kWの超高速充電スタンドを、ドイツのライン川・アルプス回廊上600kmにある同社販売子会社Aralの小売6店舗に設置したと発表した。今後6カ月以内でさらに2店舗に設置予定。

 ライン川・アルプス回廊は、ベルギーとオランダの北海主要港、ドイツ、イタリアの地中海に面したジェノバ港を結ぶ全長1,300kmの幹線道路で、欧州で最も交通量の多い陸上貨物輸送ルート。バルト海・アドリア海回廊、北海・バルト海回廊、地中海回廊、東部/東地中海回廊、スカンジナビア・地中海回廊、大西洋回廊、北海・地中海回廊、ライン川・ドナウ川回廊と並ぶ、欧州横断輸送ネットワークのうちの一つ。今回600kmと約半分をカバーしたことになる。

 今回設置する充電ステーションでは、1基で1日あたりEVトラック20台以上の充電が可能。超高速充電器を使用した場合、約45分の充電で200kmまで航続距離できる。Aral小売店舗に設置することで、物流ドライバーが義務付けられた休憩時間に、飲食、トイレ、シャワー利用と同時にEVトラック充電ができるようにした。

 BPは、2030年までに全世界で充電スタンド10万台以上の設置が目標。2030年までには、欧州全体で中型・大型の電気自動車(EV)約27万台が稼働し、EV充電スタンド14万基が必要になると推定されている。同社はすでに、ドイツ・ラインラント・プファルツ州シュヴェーゲンハイムで、初となる中型・大型EVトラック用の超高速充電施設も設立済み。

【参照ページ】bp pulse builds Europe’s first public charging corridor for electric trucks along major logistics route
【画像】BP

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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