デンマーク職業年金基金大手Industriens Pensionは4月4日、2012年から2015年のアジア向け再生可能エネルギーインフラ投資で100%以上のリターンを達成したと発表した。投資先は、日本、インド、タイ、フィリピンの太陽光発電や風力発電関連プロジェクト。
Industriens Pensionの再生可能エネルギーインフラ投資は、Co-Investment(共同投資)で実施。特に日本では、福島第一原子力発電所事故後、早くから太陽光発電プロジェクトに投資しており高いリターンを出した。インドでは、Actisファンドと協働で風力発電に、Equisファンドと協働で太陽光発電へ出資。130万世帯分の電力を売電してきた。これら投資はすでに売却済で、12億デンマーククローネ(約220億円)の売却益を上げた。
Industriens Pensionは、今後も5億デンマーククローネ以上を発展途上国の再生可能エネルギープロジェクトに投資する意向。期待収益性はこれまでの実績と同様100%以上。専門インフラファンドや地元のパートナーとのCo-Investmentを検討している。アジア以外での投資もあり、Industriens Pensionの再生可能エネルギー関連投資総額は170億デンマーククローネに達する。
【参照ページ】Huge returns on green investments in the Far East
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