米ホテル大手ラスベガス・サンズ子会社のサンズ・チャイナは、1月1日から全運営ホテルでの使い捨てプラスチック製ストローの提供を原則禁止した。また、客室のヘアケア用品でも、使い捨てプラスチック容器製品の提供を禁止し、浴室据え付け製品への切り替えを今年前半に実施することも発表した。サンズ・チャイナは香港証券取引所の上場企業で、ベネチアンマカオ、プラザマカオ、サンズコタイセントラル、サンズマカオ、パリジャンマカオマカオ等のリゾートホテルを運営している。
使い捨てプラスチック製ストローの提供禁止では、年間で220万本のストローを削減し、合計年間1tのプラスチック使用量を減らせるという。ヘアケア用品の浴室据え付け製品への切り替えでは、年間で270万本の使い捨て容器を削減できる見込み。
さらに客室で提供する無料のペットボトル水も、ペットボトルを使わない提供方式に転換。これによりペットボトルを年間300万本削減する。さらに公共スペースに、給水自動販売機を設置することも一部ホテルで試験的に導入。成功すれば、他のホテルにも展開する。
他にも、洗濯サービスで使うビニール袋やプラスチック製ハンガー、折りたたみ用クリップでも、95%の製品でプラスチック製品の使用禁止やリサイクル導入を進める。
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