欧州委員会のサステナブルファイナンスに関するテクニカル専門家グループ(TEG)は6月18日、気候変動緩和及び適応に資する経済活動を定義した「タクソノミー」、EU公式グリーンボンド基準(EU-GBS)、EU公式ESGインデックス基準の3つの最終提言報告書を発表した。また、欧州委員会は同日、サステナブルファイナンス・アクションプランの一環として、企業の気候変動情報開示に関する新ガイドラインを発行した。
まず発表されたタクソノミーは、EUの政策目標を達成するために必要な企業アクション分野を定義したもの。具体的には、…