国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は6月26日、国連責任投資原則(PRI)の銀行版となる「国連責任銀行原則(PRB:Principles for Responsible Banking)」に新たに10銀行が加盟し、合計69銀行となったと発表した。
【参考】【国際】銀行版PRI「国連責任銀行原則(PRB)」2019年9月発足。創設銀行世界29社。日本ゼロ(2018年11月9日)
【参考】【国際】国連責任銀行原則(PBR)、9銀行が新加盟。合計37銀行に。日本は引き続きゼロ(2018年12月20日)
【参考】【国際】国連責任銀行原則(PBR)、12銀行が新加盟。合計49銀行。ついに日本から2社(2019年2月21日)
今回新加盟の10銀行は、米Beneficial State銀行、カナダDesjardins、スペインのバンキア、LABORAL Kutxa、ギリシャEurobank、アルゼンチンBanco Hipotecario、エクアドルBanco Guayaquil、Produbanco、ミャンマーMaha Agricultural Microfinance、バングラデシュIDLC Finance。
PRBの創設機関として参画した30銀行は、米シティグループ、英バークレイズ、仏BNPパリバ、仏ソシエテ・ジェネラル、仏ナティクシス、蘭ING、蘭トリオドス銀行、西サンタンデール銀行、西BBVA、スウェーデン・ノルデア銀行、ギリシャPiraeus Bank、豪ナショナル・オーストラリア銀行、韓国・ハナ金融グループ、韓国・新韓フィナンシャルグループ、中国工商銀行(ICBC)、モンゴルGolomt Bank、タイCIMB Bank、インドYes Bank、豪ウエストパック・グループ、メキシコBanorte、ブラジルBanco Bradesco、エクアドルBanco Pichincha、トルコGaranti Bank、南アフリカFirstRand、南アフリカLand and Development Bank of South Africa(LADBSA)、南アフリカStandard Bank、エジプトArab African International Bank、エジプトCIB、ケニアKCB、ナイジェリアAccess Bank。
その後に署名した銀行は、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、三井住友トラストホールディングス、米Amalgamated Bank、英スタンダードチャータード、フランス郵政公社、独GLS Bank、スイスのジュリアス・ベア、蘭ABNアムロ、ベルギー・KBCグループ、デンマーク・ダンスケ銀行、ユスケ銀行、ノルウェーSpare Bank、アイスランドArion Bank、Landsbankinn、韓国・KB金融グループ、DGBフィナンシャルグループ、ナイジェリアのゼニス銀行、Keystone Bank、Polaris Bank、ブラジルのイタウ・ウニバンコ、スペインのカイシャバンク、BCC Grupo Cooperativo Cajamar、Wema Bank、エジプトALEXBANK、モロッコBMCE、アルゼンチンBanco Galicia、エルサルバドルBanco De Fomento Agropecuario。
さらに、英Chartered Banker Institute、英Ethical Finance Hub、英RFI Foundation、英イスラム金融会議、欧州銀行連合会(EBF)、欧州協同組合銀行協会(EACB)、European Financial Congress、ルクセンブルク銀行協会、スペイン銀行協会、スペイン貯蓄銀行連合会(CECA)、オランダ銀行協会(NVB)、フィンランドのFinance Finland、ラトビア金融セクター協会、ギリシャ中央銀行、パラグアイ持続可能な金融円卓会議、自然資本連合(NCC)、タイTHAIPAT Institute、SITAWI Finance for Good、BBVAマイクロファイナンス財団、Institute for Social Banking、Mindful Finance Institute、Sustainable Inclusive Solutions、RepRiskも支持を表明した。
アジアの加盟銀行は、韓国4社、日本2社、中国1社。
【参照ページ】34 BANK CEOS FROM AROUND THE GLOBE NOW ATTENDING LAUNCH OF ‘PRINCIPLES FOR RESPONSIBLE BANKING’ DURING UN GENERAL ASSEMBLY
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