国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)と欧州銀行連盟(EBF)は12月5日、サステナブルファイナンス政策でEUがタクソノミーを主要銀行商品に適用する程度を検討するプロジェクトを発足すると発表した。24銀行がワーキンググループに参加する。域外からは韓国の銀行も参加した。
今回のプロジェクトでは、EUタクソノミーを一部選定した銀行商品で実行性評価を実施するとともに、ベストプラクティスの共有や事例の検討を行う。2020年の第3四半期には検討結果をまとめた提言報告書を発表する。
同ワーキンググループに参加するのは、スタンダードチャータード、バークレイズ、BNPパリバ、ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコル、BPCE、UBS、クレディ・スイス、ドイツ銀行、ING、ABNアムロ、オランダ開発銀行(FMO)、サンタンデール銀行、カイシャバンク、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)、ウニクレディト、インテーザ・サンパオロ、ダンスケ銀行、SEB、スウェドバンク、ユスケ銀行、Piraeus Bank、OP Financial Group、韓国のKB金融グループ。
また、スイス銀行協会、イタリア銀行協会(ABI)、ファイナンス・デンマーク、フィナンス・ノルウェー、ファイナンス・ラトビアの5業界団体も参加。欧州委員会、欧州投資銀行(EIB)、欧州銀行監督局(EBA)、EFRAG(欧州財務報告諮問グループ)もオブザーバー参加する。
【参照ページ】HIGH-LEVEL RECOMMENDATIONS ON THE VOLUNTARY APPLICATION OF THE EU TAXONOMY TO CORE BANKING PRODUCTS
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