英環境・食糧・農村地域省は2月19日、世界自然保護基金(WWF)の海洋会議「Blue Road to Glasgow」で、世界の海洋及び希少な野生動物を保護するための緊急アクションを支援するための国際イニシアチブ「30by30」にスウェーデン政府が参画したと発表した。
同イニシアチブは2019年9月、同国主導で発足。参加国は、ベルギー、ポルトガル、フィンランド、ベリーズ、コスタリカ、ケニア、ガボン、パラオ、セイシェル、バヌアツ、ナイジェリア、スウェーデン。海水温上昇、脱酸素化、酸性化、生息地の喪失、乱獲、汚染等、海洋環境や海洋生物の生息地を脅かす課題に取り組み、2030年までに、世界の海洋保護区の少なくとも30%を保護することを目指す。
【参考】【イギリス】政府、世界海洋の30%を2030年までに海洋保護区にする「30by30」発足。10ヶ国参加(2019年9月28日)
英政府は2019年、海洋保護区(MCZ)41ヵ所を新たに指定。MCZは合計91ヵ所となり、グレーターロンドンの約8倍、約1.2万km2。同国海域の40%が海洋保護地域として指定されたことになる。
同国グラスゴーでは11月、COP26が開催予定。海洋のレジリエンスを高め、気温上昇に繋がる二酸化炭素排出量削減への取り組み姿勢を強めている。
【参照ページ】Sweden joins UK ocean protection campaign
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