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【アメリカ】セールスフォース・ベンチャーズ、インパクトファンド2号ファンド組成。105億円規模

 CRMツール世界大手米セールスフォース・ドットコムは10月6日、グローバル戦略投資部門セールスフォース・ベンチャーズが、インパクトファンドの2号ファンドを1億米ドル(約105億円)規模で組成すると発表した。投資対象は、教育や能力開発、気候変動対応、ダイバーシティ、公平性とインクルージョン、NGOや財団への技術支援等に取り組むクラウドサービス企業。

 セールスフォース・ベンチャーズは2017年、社会変革を推進する次世代スタートアップの支援のため、5,000万米ドル(約53億円)規模のインパクトファンド1号ファンドを組成。これまで25社以上に投資してきた。

【参考】【アメリカ】セールスフォース、5000万ドル規模のインパクト投資ファンドを設立

 今回の2号ファンドでは、「教育および能力開発」「持続可能性」「ダイバーシティ・公平性・インクルージョン」「社会セクターテクノロジー」の分野への貢献を投資条件として設定する。

 「教育および能力開発」では、質の高い教育への平等なアクセスを可能にし、将来の仕事のために労働者の能力開発に寄与することを条件として設定。「持続可能性」については、再生可能エネルギーへのアクセスや、資源効率、サプライチェーンのパフォーマンス改善等、気候変動への対応に役立つ新たなテクノロジーを開発する企業が対象となる。

 「ダイバーシティ・公平性・インクルージョン」では、女性や過小評価されている人々の機会均等と経済的強化を促進するツールを開発する企業、または女性と過小評価グループへの投資を行う企業が対象。「社会セクターテクノロジー」としては、NGOや財団等に対し、テクノロジーを通じてインパクトを与えることを挙げた。

 インパクト投資推進の国際イニシアチブGlobal Impact Investing Network(GIIN)は、インパクト投資家について、昨今のコロナ禍でも将来に前向きな見通しを持っていると分析。インパクト投資の市場規模は、2019年比40%成長し、7,150億ドル(約75兆円)と推定している。

【参照ページ】Salesforce Ventures Launches Second $100 Million Impact Fund

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