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【日本】キリンのペットボトルキャップ、ファンケルの化粧品容器の口部にリサイクル開始

 キリンホールディングスは11月4日、清涼飲料で利用したペットボトルのキャップを回収してリサイクルし、ファンケルの化粧品容器の原料の一部として活用すると発表した。両社は2019年に資本業務提携し、複数の分野で共同開発を進めてきた。

 今回回収するのは、キリンホールディングス傘下のキリンベバレッジで、生産時に工場で排出される清涼飲料ペットボトルのキャップ。専用機器で印字を除去した後にフレーク状にし、溶解・混合を経てペレット状にする。そしてペレットを再生プラスチックにし、ファンケルのグループ会社アテニアの化粧品容器の口部の原料の一部として利用する。印字の除去工程を要するコストが課題になるとみられる。

 今回のキャップ廃棄物リサイクルにより、ペットボトルキャップの約3割から4割が再利用される模様。またアテニアでは、再生プラスチック活用により、バージンプラスチック消費量を約40%削減できるという。

 アテニアはこれまで、同社ブランド「スキンクリアクレンズオイル<エコパック>」の容器として、詰替え用のパックも提供。通常ボトル容器比でプラスチック利用量を約85%削減してきたが、今回さらにバージンプラスチックの消費量を減らしにいく。

【参照ページ】ペットボトルのキャップを再生し、化粧品の容器に利用

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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