IT世界大手米アマゾンは12月1日、アマゾン自社ブランド「Amazon Kitchen」で、プラスチック製食品包装・容器や消費財製品で、特定の化学物質の使用を禁止する利用規約を発表した。同社は化学物質規定を2018年から設けており、今回の決定もその改定作業の一つ。
今回Amazon Kichenブランド製品での食品包装・容器で使用が禁止された化学物質は、PFAS(パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)、フタル酸エステル、BPA(ビスフェノールA)等のビスフェノール、プラスチックポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)、発泡ポリスチレン(EPS)、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリヒドロキシアルカノエート、剛構造でのポリ乳酸等。
PFASやフタル酸エステル、ビスフェノール等は有害性の観点から、PVCやPS等はリサイクルが困難という観点から禁止された。
また同様に、北米とEUで取り扱っている自社ブランドのベビー用品、清掃関連製品、パーソナルケア、化粧品の製品での使用禁止物質のリストも改訂された。
今回のルールは、EコマースサイトAmazonだけでなく、Amazon Go等のリアル店舗にも適用される。
【参照ページ】Chemicals and Restricted Substances
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら