スペイン通信大手テレフォニカのサイバーセキュリティサービス子会社テレフォニカ・テックは12月8日、包装・容器ごみリサイクル推進NGOのEcoembesと協働し、5G活用のリサイクルボックス推進プロジェクトを実施すると発表した。スペイン・バルセロナのごみ箱16個で開始。今後同国内の他都市への拡大を目指す。
Ecoembesはこれまで、消費者による飲料用のプラスチック容器と缶リサイクル促進プロジェクト「RECICLOS」を推進。専用の回収ボックスに使用済み容器を返却すると報酬を得られるリターン・アンド・リワード・システム(RDS)を採用し、家庭ごみのリサイクルを進めてきた。
今回テレフォニカとEcoembesは、欧州でリサイクルボックスとして使用される黄色のごみ箱の投入口に、テレフォニカ・テック開発の5Gナローバンドに接続するIoTリングを搭載。同リングで投入された廃棄包装・容器に記載のバーコードを読み取り、廃棄物の種類、回収場所、利用時間、利用頻度等のデータを収集する。
IoTリングには、太陽電池も搭載。長時間利用を可能にした他、データ通信でのエネルギー消費量も改善した。
【参照ページ】Telefónica Tech and Ecoembes collaborate on a pioneering project in the recycling sector
【画像】Telefónica
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