米航空大手ジェットブルーとIT世界大手米セールスフォース・ドットコムは2月2日、航空での二酸化炭素排出量で協働するパートナーシップを締結した。
今回の提携では、まず、ジェットブルーが1月に発表した従業員の出張に伴う二酸化炭素排出量削減支援プログラム「ジェットブルー・サステナブル・トラベル・パートナーズ」で、セールスフォース・ドットコムが最初の顧客となる。セールスフォースはジェットブルーから持続可能な航空燃料(SAF)証明書を購入する。
【参考】【アメリカ】ジェットブルー、出張でのCO2排出量削減支援プログラム開始。SAF証書やクレジット(2022年1月15日)
一方、ジェットブルーは、セールスフォース・ドットコムが開発した二酸化炭素排出の算出、分析、ツール「ネット・ゼロ・クラウド」を導入する。これによりリアルタイムで粒度の細かいデータ分析が可能となる。今回、ジェットブルーが、「ジェットブルー・サステナブル・トラベル・パートナーズ」関連のデータも提供することで、移動手段での包括的な分析が可能となった。
セールスフォース・ドットコムは、最も排出量の少ない移動手段を推奨する社員出張予約ツールも展開。これにより、航空機の代わりに鉄道を利用する棟、より持続可能な交通手段がある場合には、簡単に移動手段を変更できるようにする。
【参照ページ】Salesforce and JetBlue Build on Partnership to Accelerate Their Shared Journey Toward Sustainable Air Travel
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