消費財世界大手英ユニリーバ、保険世界大手仏アクサ、仏運用会社ティケハウ・キャピタルの3社は5月11日、リジェネラティブ農業への転換に向けたインパクトファンド設立に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
同ファンドは、「土壌の健康・生物多様性・水資源の保全」「世界的な人口増加と、持続可能な商品需要に応えた再生可能な原材料供給」「リジェネラティブ農業への転換を加速する技術・ソリューション」の3分野に注力。インパクト目標と測定を運用の中核とし、投資戦略に組み込む予定。
ファンド運営は、気候関連投資に関する知見のもと、ティケハウ・キャピタルが担当。アクサ子会社のアクサ・クライメートは、気候・環境・農業リスクマネジメント、人工衛星技術を活用したインパクト影響モニタリング、農業セクターに関する知見を共有する。ユニリーバは、今後のプロジェクト指針となる同社のリジェネラティブ農業原則や、グローバル・サプライチェーンの知見で貢献する。
【参照ページ】Regenerative agriculture transition to be accelerated through new impact fund
【画像】Unilever
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら