
仏電力大手EDFは8月2日、欧州を襲っている異常熱波の影響で河川の水温が上がり、原子力発電所の冷却水としての機能が減衰していることを理由に、ローヌ川とガロンヌ川の原子力発電所の発電量を抑制する可能性があると発表した。米ブルームバーグが報じた。
フランスの法令により、EDFは、発電所の冷却水が水路に戻されたときに環境を害さないよう、河川の水温が一定の基準に達したときに原子力発電所の出力を下げるか、停止することが義務付けられている。EDFでは、複数の原子力発電所が保守・点検のために停止しており、今回の停止でさらに出力が低下。電力価格の高騰に拍車がかかるおそれがある。
熱波での河川への影響は他にも出ている。ドイツでは、熱波による渇水で、ライン川の水位が下がり、河川水運による火力発電用の石炭を含めた輸送量が減少。一部の区間では水運航行が停止しているところもあるほど。
東欧での交通を担うドナウ川でも航行が一部困難な状況。イタリアでもポー川の水位が低下し、農業用水が確保しづらくなっている。
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