Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】サントリー、日本初SAIプラットフォーム加盟。農場単位のサステナビリティ評価

 サントリーホールディングスは7月29日、持続可能な農業促進の国際イニシアチブ「SAIプラットフォーム」に参画したと発表した。日本企業の参画は同社が初。

 SAIプラットフォームは、持続可能な農業の実践状況を評価するシステム「FSA(Farm Sustainability Assessment)」を提供するイニシアチブ。2002年に設立され、企業の農業バリューチェーン上でのサステナビリティ・パフォーマンスの評価、改善、検証を進めている。

 同イニシアチブには、ネスレ、コカ・コーラ・カンパニー、ペプシコ、マクドナルド、ディアジオ、ユニリーバ、スターバックス、モンデリーズ・インターナショナル、レキットベンキーザー、バイエル、ハイネケン、キューリグ・ドクター・ペッパー、ペルノ・リカール、ハーシー、ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)、ダノン、デュポン、ケロッグ、カーギル、マース等150団体以上が参画している。

 FSAでは、チェックリスト約130項目で農場単位の自己評価を実施。農場の規模や場所、農作物種類等に関係なく、持続可能な農業の実践状況を評価できる。自己評価結果は、第三者監査による検証も可能。検証結果に応じ、ゴールド、シルバー、ブロンズの証明書が発行される。但し、FSAは持続可能な農業実践を企業間で保証するもので、同結果に基づき消費者向けに農業サステナビリティを謳うことは認められていない。

 同社は、2050年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成が目標。茶葉の産地との協働で製造工程での二酸化炭素排出量削減、イギリスでのカシス農家の支援、Sedexへの加盟を通じたサステナブル調達等を進めてきた。今回のアクションもその一環。

【参照ページ】持続可能な農業を目指す「SAIプラットフォーム」に加盟
【参照ページ】We welcome Suntory Group as a SAI Platform member
【参照ページ】Sustainable Agriculture Initiative Platform

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。