物流世界大手スイスのキューネ・アンド・ナーゲルとデンマーク製薬大手ノボノルディスクは10月20日、持続可能な航空燃料(SAF)の活用で協働すると発表した。
ノボノルディスクは、2030年までにスコープ1、スコープ2、スコープ3のうち輸送でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成が目標。今回のアクションで、持続可能な航空燃料(SAF)1,200万lを導入を決定。これにより、2022年に同社が利用したキューネ・アンド・ナーゲルの航空輸送を100%SAFに転換できる。
キューネ・アンド・ナーゲルは2021年、2030年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体での二酸化炭素排出量を、2019年比33%削減する目標を設定済み。同目標は、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)の承認も得ている。今回のアクションでは、100%SAF輸送の空輸サービスをキューネ・アンド・ナーゲルが構築し、ノボニルディスクに提案した。
【参照ページ】Kuehne+Nagel and Novo Nordisk expand global partnership into low carbon fuels
【画像】Kuehne+Nagel
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