KDDI傘下のauエネルギーホールディングスは1月12日、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー発電の事業化のため新たに子会社「auリニューアブルエナジー企画」を設立したと発表した。KDDIグループ向けに電力供給することも含めて検討する。
KDDIは、2030年度までに単体でのスコープ1と2のカーボンニュートラル、2050年までにグループ全体でのスコープ1と2のカーボンニュートラルを宣言している。KDDI単体の排出量では、携帯電話基地局、通信局舎、データセンターで使用する電気が98%を占めている。
KDDIは、2016年4月の電力小売全面自由化に伴い電気サービス「auでんき」の提供を開始。2022年9月末時点で364万人の顧客がいる。また、2021年9月からは、再生可能エネルギー比率実質100%の電力プランの提供も開始。さらに、エネルギーに関する事業変化に対応するため、2022年4月にauエネルギーホールディングスを設立し、KDDIが2016年に資本参加したエナリスも、現在はauエネルギーホールディングス傘下のグループ会社となっている。
auエネルギーホールディングスは1月16日には、傘下のauエネルギー&ライフが「auでんき 太陽光電力買取サービス」も発表。再生可能エネルギーの固定価格買取(FIT)制度が終了した自宅の太陽光発電を買い取るサービスも開始する。
【参照ページ】脱炭素社会へ貢献、再生可能エネルギー発電事業を担う「auリニューアブルエナジー企画」設立
【参照ページ】auでんきが太陽光パネル所有の家庭向けに「太陽光電力買取サービス」開始
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