
デンマーク電力大手オーステッドは6月22日、気象海象観測用の無人水上船舶(USV)「Hugin USV」を同業界で初めて設計・開発したと発表した。同社は、USVコンセプトで特許も取得。USVでの測定データをもとに、洋上風力発電所を新設する際の年間発電量の不確実性低減を狙う。
Hugin USVは、海洋の過酷な条件下で1年間連続稼動できるよう設計。内臓のナビゲーション・システムで陸上から遠隔制御でき、風況、海底の状態、生態系等に関する大量のデータを収集できる。船舶はデンマーク造船Tuco Marine Groupが建造し、USV制御システムはノルウェー自動運転船舶ソリューション開発Maritime Roboticsが提供した。
同社は、デンマークとノルウェーの海域でHugin USVの実証利用を実施。ハリケーン状況下、最大9mの波での稼働を実現した。ノルウェー認証大手DNV GLから浮体式LiDARシステムの型式認証も取得している。同社は、2023年末までに新型USV5隻を製造予定。
【参照ページ】Ørsted invents and patents uncrewed surface measuring vessel
【画像】Ørsted
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