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【日本】Jリーグ、気候アクションパートナー制度開始。NTT、明治安田、丸紅新電力が契約。随時追加募集

【日本】Jリーグ、気候アクションパートナー制度開始。NTT、明治安田、丸紅新電力が契約。随時追加募集 1

 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は7月31日、5月に新設したパートナーカテゴリー「Jリーグ気候アクションパートナー」に関し、NTT、明治安田生命保険、丸紅新電力とパートナー契約を締結したと発表した。同カテゴリーにパートナー枠上限はなく、引き続きパートナーを募集している。

 今回Jリーグは、2021年に締結した環境省との連携協定2周年イベントを開催。その場で「Jリーグ気候アクションパートナー」の契約企業を公表した形。Jリーグ気候アクションパートナーでは、JリーグやJクラブが行う気候アクションの推進、気候変動対策への興味関心の喚起・増加、人々の日々の行動変容への寄与を目指し、協働できるパートナーを募っている。

【参考】【日本】環境省とJリーグ、連携協定締結。地域社会のサステナビリティ向上とインパクト最大化(2021年6月29日)

 今回NTTは、同社の持つテクノロジーを用い、ファン・サポーターや市民が気候アクションに参加しやすく継続しやすいシステムをつくり、Jクラブと各地域に展開することで、気候変動対策に関する人々の日々の行動変容を実現すると表明。JリーグとNTTグループの協働プロジェクト「TH!NK THE BALL PROJECT」も発足した。

 TH!NK THE BALL PROJECTは、ファン・サポーターの環境アクションを記録できるアプリを開発。記録量が、自分が応援するクラブの活動量として集計され、クラブからの返礼品がもらえる仕組み。アプリは、NTTデータが所有する市民参加型まちづくりアプリ「みんスマ」を活用する。

 明治安田生命は、神奈川県と山梨県の森林でのアクションで協働。こども向けの環境勉強会、自治体との意見交換、Jクラブ、ファン・サポーターを交えたイベントを行い、各地域の方へ気候変動対策の必要性を知ってもらうきっかけづくりを行う。

 NTTと明治安田生命が、Jリーグの既存のパートナーとして今回新たにカテゴリーを増やしたのに対し、丸紅新電力は新規でのパートナーとなった。同社が保有するFIT非化石証書の提供を受け、2023年2月から6月に開催されたJリーグの公式戦約600試合の電力使用により発生した二酸化炭素排出量のオフセットに活用する。Jリーグは、2023年シーズンの公式戦開催時のスコープ1とスコープ2を全量オフセットすることを宣言済み。将来的にはスコープ3を含めたカーボンニュートラルを目指していく考え。

【参照ページ】Jリーグ気候アクションパートナー決定 ~ NTTグループ・明治安田生命保険相互会社・丸紅新電力株式会社~
【参照ページ】NTTグループとの協働プロジェクト「TH!NK THE BALL PROJECT」開始
【画像】Jリーグ

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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