
フィンランドのリサイクル大手フォータム・リサイクリング&ウェイストは10月15日、廃棄物焼却から回収した二酸化炭素を原料とした生分解性プラスチックを世界で初めて製造することに成功したと発表した。二酸化炭素回収・利用(CCU)の新たなソリューションが誕生した。
同社は2022年、リサイクル不可能な廃棄物の焼却から排出される二酸化炭素を回収し、生分解性プラスチック等の持続可能な製品の生産に利用することを目的とし、CCUプログラム「Carbon2x」を試験的に開始。今回の同社のリヒマキ工場での製造に成功した。
同技術では、廃棄物焼却によって大気中に放出される二酸化炭素を最大90%回収できる。製造された素材は、従来の化石資源由来のバージンプラスチックの同等の品質を持ちつつ、自然界で生分解されるため、有害なマイクロプラスチックを環境中に残さない。同社は、食品や化粧品のパッケージ素材の他、玩具や家電製品等の分野でも活用できるという。
同社は、現在のペースで開発が進めば、早ければ10年後にはゴミ焼却で排出される二酸化炭素を原料にした生分解性プラスチックの量産を始められると予測。それまでの期間、新ブランド「CO2から生まれたプラスチック」として、2024年11月に欧州市場に投入される予定。
【参照ページ】World’s first biodegradable plastic produced from CO2 emissions in Finland
【画像】Fortum
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