
国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は12月9日、グリーンボンド基準「気候債券基準(CBS)」で、代替プロテイン食品に関する基準案を公表。2月7日までパブリックコメントを募集する。2025年3月の最終発行を予定している。
【参考】【国際】CBI、代替プロテイン・セクターでCBS策定作業開始。2025年3月完成予定(2024年9月12日)
同基準案では、代替プロテイン食品を、たんぱく質が豊富な作物や菌糸体から作られ、動物性食品に代わるものとして生産されたものと定義。発酵たんぱく質や培養肉、これらをブレンドした食品も対象となる。一方、飼料やバイオ燃料は除外。昆虫プロテインも除外。
適用される内容は、温室効果ガス排出量の回避や削減、代替たんぱく質生産システムにおける気候変動適応とレジリエンス、水、生物多様性、社会的影響、動物福祉、栄養に関するセーフガードへの対応、強固な情報開示要件を通じた透明性の向上。
同基準は、代替プロテインの生産者、資産、プロジェクト、流通に関連するプロジェクトに適用される。
【参照ページ】Public Consultation now open: Help shape the Alternative Proteins Criteria!
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