
化学世界大手独BASFの日本子会社BASFジャパンは3月19日、JA全農(全国農業協同組合連合会)と共同で推進するAI活用の栽培管理支援システム「ザルビオ」を活用し、病害・害虫・雑草対策機能を強化し、防除・追肥・収穫適期の情報をLINE通知するサービスを開始したと発表した。
同社は2021年4月、JA全農と共同で、BASFのアグリテック子会社BASFデジタルファーミングが開発したAI活用の栽培管理支援システム「ザルビオ」を日本市場で提供を開始。水稲を含む19作物の栽培を支援しており、衛星画像とAI解析を活用し、農場の状態の把握、栽培の予測、農機等との連携を通じた省力化や自動化等が可能。
【参考】【日本】JA全農、BASFのAI活用栽培管理システム「ザルビオ」を日本市場で提供。スマートアグリでドイツ製採用(2021年3月21日)
今回の発表は、病害・害虫・雑草に対応した防除タイミングアラートを提供し、さらに病害・雑草防除については状況に適した製品の推奨を行うもの。対象作物は、水稲、小麦、大麦、大豆、甜菜、馬鈴薯の6作物。
栽培開始時期から作物毎に週1回程度、病害・害虫・雑草の防除タイミング等をLINE通知サービスで情報を提供する。LINE通知を活用することで、農家は重要なタイミングを逃さず把握でき、数週間先の作業見通しを立てやすくなり、リソースとコスト効率の向上につながるとした。
4月中旬以降、水稲から順次機能提供を開始予定。水稲の害虫アラートでは、坪枯れや不稔米・斑点米の発生リスクを最小限にするため、飛来性害虫のトビイロウンカ・セジロウンカ、及び温暖化による越冬死亡率の低下等で近年発生が増加している斑点米カメムシ類(イネカメムシ等)の防除適期を通知。雑草対策では、雑草の発生状況を踏まえて除草剤の種類やタイミング等、より包括的な提案を実施する。
【参照ページ】BASFのxarvio® FIELD MANAGER、水稲栽培の病害・害虫・雑草対策機能を強化し、LINEで防除・追肥・収穫適期の情報を提供開始
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