
米エネルギー大手オクシデンタル・ペトロリウム傘下の1PointFiveは4月7日、テキサス州にある直接大気回収(DAC)施設「STRATOS」で、米環境保護庁(EPA)から炭素隔離を目的とした地下注入管理(UIC)に関するクラスVIの井戸掘削関する許認可を得たと発表した。DACプロジェクトとして全米初。
1PointFiveは、カナダのカーボン・エンジニアリングが開発したDACソリューションの米国でのライセンス・パートナー。これまで、2023年10月にエアバス、2024年3月にAT&T、2024年7月にマイクロソフトと二酸化炭素除去(CDR)クレジットの提供に関する契約を締結していた。
【参考】【国際】エアバスとイージージェット、DACCS型カーボンクレジット40万tを契約。吸収系(2023年10月13日)
米国の地下注入管理法では、クラスVIでの井戸に関し、安全飲料水法(SDWA)の観点から、二酸化炭素の地中隔離が飲料水の地下水源と公衆衛生に影響を与えないことを義務付けている。EPAは、1PointFiveが提出した情報の技術レビューを実施し、パブリックコメントも募集した上で、許認可を付与。地下1マイル以上掘削できるようになった。
【参考】【アメリカ】EPA、大西洋側南西部で初のCCS許可。CTVが年間150万トン貯留へ(2025年1月13日)
同施設には、資産運用世界大手米ブラックロックが2023年7月に5.5億米ドル(約824億円)の投資を発表。1PointFiveとの合弁会社設立も実施した。同施設の二酸化炭素の回収量は年間最大50万t。2025年中に商業運転開始を予定している。
【参照ページ】Occidental and 1PointFive Secure Class VI Permits for STRATOS Direct Air Capture Facility
【参照ページ】1PointFive and AT&T Announce Direct Air Capture Carbon Removal Agreement
【参照ページ】Microsoft agrees to purchase 500,000 Tonnes of DAC Carbon Removal Credits
【参照ページ】Occidental and BlackRock Form Joint Venture to Develop STRATOS, the World’s Largest Direct Air Capture Plant
【画像】1PointFive
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