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【ドイツ】コベストロ、廃車ヘッドライトから再生樹脂生産。自動車部品向けに販売

 ドイツ化学大手コベストロは4月15日、廃車(ELV)のヘッドライトからリサイクルした再生(PCR)ポリカーボネート樹脂の販売を開始した。自動車部品用途を想定している。

 同社は2024年4月、ドイツ国際協力公社(GIZ)が開始した共同実証プログラムに参画し、廃車(ELV)から回収した高付加価値プラスチックのクローズド・ループ・リサイクル確立に向け協働すると発表。同プログラムには、自動車世界大手独フォルクスワーゲン、中国バッテリーリサイクル大手GEM(格林美)、中国新興EVメーカーNIO(蔚来汽車)、ドイツ認証機関大手テュフ・ラインランド等が参画していた。

【参考】【ドイツ】コベストロ、廃自動車からのプラリサイクルで協働。VW、NIO等と(2024年5月11日)

 今回の発表では、中国の再生可能エネルギー企業Ausellを含めた各社と協業し、使用済みヘッドライトを回収。高品質なPCR(post-consumer recycled)素材に加工するソリューションを開発した。再生素材の割合は50%で、テュフ・ラインランドの認証を取得。車室内空気環境 (VIAQ)要件にも準拠した。フォルクスワーゲンとNIOは同素材を車両設計に利用することを検討している。

 同社は2023年4月、90%のPCR由来の再生素材を含むポリカーボネート製品も発表している。バージン素材と比較して温室効果ガス排出量を70%削減可能。2023年10月には、ポリカーボネート専用の生産工場を中国上海市に建設。メカニカルリサイクル素材を含む同素材を生産能力は年間2.5万t。リサイクル素材の製品ポートフォリオを拡大している。

 欧州議会は2025年1月、欧州委員会の政策を修正したELV規則案を発表。業界団体である欧州リサイクル産業連盟(EuRIC)と欧州廃棄物管理協会(FEAD)は2025年2月、内容が後退しているため修正を求める声明を発表していた。

 欧州議会の報告書案では、新車製造での再生プラスチック含有率の目標は欧州委員会原案の25%目標から20%に、クローズドループ目標も欧州委員会原案の25%から15%に引き下げた。加えて、これらの目標達成に、使用済みプラスチックを再生させたプラスチックだけでなく、バイオプラスチックと、製造工程で排出されるプラスチック廃棄物を再生させたプラスチックも含める案を示している。

【参考】【EU】業界団体、欧州議会のELV規則案を批判。欧州委原案から後退。廃車リサイクル(2025年2月17日)

【参照ページ】Covestro contributes to automotive circularity with materials recycled from end-of-life headlamps 【画像】コベストロ

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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