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【アメリカ】EPA、飲料水PFAS規制緩和へ。PFNA、PFHxS、HFPO-DAの規制除外検討

 米環境保護庁(EPA)のリー・ゼルディン長官は5月14日、飲料水のPFAS(パーフルオロアルキル物質及びポリフルオロアルキル物質)規制を緩和すると発表した。2025年秋に規則案を発表し、2026年春に同規則を最終確定する予定。

【参考】【アメリカ】EPA、水道水PFAS法定基準最終決定。PFOA、PFOS等で4ppt。日本基準より遥かに厳しく(2024年4月11日)

 PFASに関しては、残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)で、PFOSが2009年に附属書Bに掲載され制限対象となり、PFOAが2019年に附属書Aに掲載され、製造・輸入・使用が禁止される廃絶対象となった。さらに、PFHxSも2022年に附属書Aに掲載され廃絶対象となった。さらに長鎖PFCAは、同条約でのリスク調査が進められている。

 米環境保護庁(EPA)は、前バイデン政権中の2024年4月、PFAS汚染を防止するための初の国家飲料水基準を制定。PFASのうち、PFOA、PFOS、PFNA、PFHxS、HFPO-DA(別名GenX)の5種類で単体の法定基準値を設定し、PFNA、PFHxS、PFBS、HFPO-DAの4種類では、いずれか2種類以上の混合物に対する法定基準値も設定した。

 EPAの今回の決定では、PFOAとPFOSのみ、現行の国家一次飲料水規制(NPDWR)を維持。但し、PFOAとPFOSの遵守期限を延長するとともに、連邦免除枠組も確立。「PFASアウトリーチ・イニシアチブ(PFAS OUT)」新たに開始し、特に農村部や小規模地域の水道システムに対するアウトリーチを強化し、汚染防止の設備改修を支援する意向も示した。一方、PFHxS、PFNA、HFPO-DA、及び当該3種とPFBSのハザード指数混合物に関する規制については決定を取り消し、再検討する意向を表明した。

 EPAは今回の決定の目的について、飲料水システムの負担と水道料金の負担を軽減するためと伝えた。

【参照ページ】EPA Announces It Will Keep Maximum Contaminant Levels for PFOA, PFOS

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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