Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】プラネット・トラッカー、化学世界大手8社の気候対策評価。ライオンデルバセル等高評価

 英環境シンクタンクのプラネット・トラッカーは5月29日、化学世界大手8社のネットゼロ移行分析結果を公表した。日本企業も1社が対象となったが、評価は低かった。

 同調査では、BASF、バイエル、ダウ、インシテック・ピボット、エア・リキード、ライオンデルバセル、SABIC(サウジ基礎産業公社)、東レの8社が対象。1.5℃整合性の観点から、過去の温室効果ガス排出量実績・バリューチェーンへの関与、ガバナンスと報酬、リスク分析、戦略評価の4項目についてチェックされた。 (出所)Planet Tracker

 排出量削減では、BASF、バイエル、インシテック・ピボットの3社のみが、過去の排出量削減ペースが1.5℃シナリオと整合していると判断された。一方、東レとダウは遅れているとの評価だった。スコープ3削減では、8社全てが重要と認識しているが、スコープ3削減目標を掲げているのは、BASF、バイエル、ライオンデルバセル等の一部のみ。但し、エア・リキードやインシテック・ピボット等は、すでにスコープ3のフットプリントを削減するためにバリューチェーン関与に乗り出していた。

 ガバナンスと説明責任では、エア・リキード、バイエル、インシテック・ピボットは、取締役会レベルのESG委員会を設置し、役員報酬に気候変動指標を含めていた。特に、インシテック・ピボットとダウは、気候変動指標に連動した長期変動報酬を10%以上のウェイトで設定していた。

 資本配分では、ダウは、2023年の資本支出の36%、2025年までに60%以上をサステナビリティ目標に沿ったものにすると計画しているが、既存事業の削減には踏み込んでいないことが懸念された。サステナビリティ関連資本配分の絶対額では、エア・リキードが最多。資本配分率が最小だったのは、バイエルだった。

 政策提言では、バイエルとエア・リキードのみが、加盟業界団体と自社方針との非整合性を開示し、何らかの措置を講じていることを伝えていた。一方、ダウ、SABIC、東レは、透明性に乏しいまま、整合しない団体に所属していると判断された。

【参照ページ】Chemical Sector Climate Transition Dashboard

無料会員に登録すると、
有料記事の「閲覧チケット」を毎月1枚プレゼント。
登録後、すぐにご希望の有料記事の閲覧が可能です。

※ 閲覧チケットは翌月への繰り越しはできません。

無料登録してチケットを受け取る

【無料会員向け】有料記事の閲覧チケットの詳細はこちら

または

有料会員プランで
企業内の情報収集を効率化

  • 2000本近い最新有料記事が読み放題
  • 有料会員継続率98%の高い満足度
  • 有料会員の役職者比率46%
有料会員プランに登録する
author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。