
米ショーン・P・ダフィー運輸長官は8月29日、全米の洋上風力発電プロジェクト12件に対する総額6億7,900万米ドル(約1,000億円)の補助金を撤回したと発表した。トランプ大統領は、再生可能エネルギーの中でも特に洋上風力発電が自然景観を損なうとして嫌悪感を示しており、運輸省としての措置を最終決定した形。
今回の発表では、補助金支給前の案件だけでなく、すでに補助金を支給していた案件についても事後に撤回し、資金の一部を回収している。
今回補助金支給が撤回されたプロジェクトには、バージニア州のポーツマス海港(PMT)洋上風力発電、カリフォルニア州初となる浮体式洋上風力発電プロジェクト「ハンボルト湾沖合風力発電」の2つが含まれている。他には、洋上風力発電プロジェクトの製造、建設、運営をサポートする港湾施設「風力ポート」が8カ所、関連鉄道線路改良プロジェクトが1件等がある。
前バイデン政権は、2030年までに洋上風力発電の設備容量を30GWにする政策目標を標榜。全米で10件を超える開発パイプラインが誕生し、合計で80GWを超えていた。
【参照ページ】Trump’s Transportation Secretary Sean P. Duffy Terminates and Withdraws $679 Million from Doomed Offshore Wind Projects
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