
サントリーホールディングスと有機資源由来の超吸水性ポリマー開発スタートアップEF Polymerは7月8日、持続可能な原料調達の実現および気候変動下での農業生産の安定化に向け、資本業務提携契約を締結したと発表した。
EF Polymerは、廃棄されていた果皮等の有機資源をアップサイクルして製造した100%自然由来の超吸水性ポリマー「EFポリマー」を開発。干ばつ環境下における農業生産の安定化に向けたソリューションを提供してきた。同社によると、量産品としての100%自然由来の超吸水性ポリマーは世界初。
両社は6月から、吸水性ポリマーを活用した土壌の保水性向上が、農作物の収量及び品質に与える影響を検証する共同実証を開始。ゆず栽培においてEFポリマーを施用し、土壌の保水性向上効果、農作物の収量及び品質への影響、灌漑負荷の軽減効果を検証する。
今回の実証は、サントリーホールディングスが2025年4月に高知県及び高知大学と締結した包括連携協定の枠組の下、高知県内のゆず栽培農家の協力を得て実施。ゆずは、同社の重要原料の一つで、降水量や水分条件の影響を受けやすいため、実証対象に選定した。
両社は、今回の提携と実証実験を通じ、旱魃等の気候変動リスクに対応した新たな農業手法の確立を目指す。将来的には、国内外のその他農作物への展開も視野に入れ、持続可能な農業の実現と安定的な原料調達基盤の構築に繋げる考え。
【参照ページ】サントリーホールディングスとEF Polymer、農業課題の解決に向けて、資本業務提携契約を締結し共同実証実験を開始
【画像】サントリーホールディングス
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