
欧州委員会は7月16日、デジタル市場法(DMA)に基づき、米アルファベット傘下のグーグルに対し、2つの是正措置命令を発出した。欧州委員会は5月、是正措置案を公表し、同社及び他のステークホルダーからの意見を募集していた。
【参考】【EU】欧州委、デジタル市場法でグーグルに措置案提示。AIサービスやデータアクセス(2026年5月7日)
同事案では2つの義務が対象となっている。まず一つ目は、グーグルのAndroid OSが制御するハードウェアとソフトウェアの機能について、サードパーティ開発者に無償かつ効果的な相互運用性を提供する義務。特に、Gemini等のグーグル独自のAIサービスが使用する機能に焦点が当たっている。
もう一つは、オンライン検索エンジンのサードパーティプロバイダーに対し、グーグル検索が保有する匿名化されたランキング、クエリ、クリック、ビュー数に関するデータを、公正・合理的・非差別的(FRAND)な条件で提供する義務。特に、データ範囲、匿名化手法、アクセス条件、AIチャットボットプロバイダーのデータアクセス適格性が争点となっていた。
今回の是正措置命令では、まず、…
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