
欧州委員会は3月10日、ノンアルコール飲料セクターを対象とした抜き打ち検査を開始したと発表。またパーソナルケア企業に対しては、正式な情報提供要請書を送付した。
今回の措置は、EUの競争法に基づく監督の一環。抜き打ち検査は、非競争的慣行が疑われる場合の予備的調査の段階。一方、EC規則1/2003の第18条3項に基づく情報提供の要請は、反競争的行為の疑いが一歩進んだ場合に発出され、企業は、欧州委員会が示した期限内に、要請に対する完全な回答を提供する義務を負う。
今回の検査では、単一市場における商品の取引制限と市場細分化の可能性について調査。またリニエンシー制度が適用されるため、秘密カルテルに関与した企業は、行為を報告し、欧州委員会の調査に全面的に協力する見返りとして、制裁金の免除または制裁金の大幅な減額を受けることができる。また、個人や企業は、欧州委員会の内部告発ツールを通じて、カルテルその他の反競争的行為を匿名で報告することもできる。
【参照ページ】Commission carries out unannounced antitrust inspections in the non-alcoholic drinks sector and asks for information in personal care sector
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