
国連食糧農業機関(FAO)は6月18日、食料市場動向を分析した半期報告書「FAOフード・アウトルック」の最新版を発行した。エルニーニョの発生を含む気象状況、紛争によって混乱するエネルギー・肥料市場の変動、地政学的緊張、貿易政策を巡る不確実性、広範なマクロ経済的な逆風等に警戒するよう伝えた。
同報告書によると、2026年の世界の穀物総生産量は、過去最高水準となった前年から0.2%程度減少する見込みだが、依然として高い水準を維持し、豊富な在庫によって供給は支えられる見通し。需要は堅調で前年1.0%増と予想された。低所得・食糧不足国における一人当たりの穀物消費量は0.4%とわずかに減少する模様。
穀物に関しては、…
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