Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【イギリス】標準化機関BSI、サステナブルファイナンス原則導入規格策定。官民合同プロジェクト

 英規格策定機関BSIは1月、サステナブルファイナンスに関する標準規格をリリースした。パリ協定や国連持続可能な開発目標(SDGs)と整合性のあるファイナンスを希求する機関向けに、任意のフレームワークを提示した。

 今回の規格には、「PAS 7340:2020 金融サービス機関のサステナブルファイナンス原則を導入するためのフレームワーク - ガイド」という名称が付いている。規格策定では、英ビジネス・エネルギー・産業戦略省、シティ・オブ・ロンドン、HSBC、AVIVA、バークレイズ、ロイズ・バンキング・グループ、ハーミーズ・インベストメント・マネジメントが活動資金を拠出した。英政府が進めるグリーンファイナンス戦略の一環として制定された。

 今回のフレームワークは、サステナブルファイナンス原則として、「ガバナンス・組織文化」「戦略整合性」「インパクト・マネジメント」「ステークホルダー・エンゲージメント」「透明性」の5本の柱を掲げ、規定した。対象としては、投資家、銀行、保険、規制当局、政府、金融サービスプロバイダーまで幅広く含めた。

 今回の特徴は、導入を段階的に進めることを可能とするため、5本の柱について、4段階で達成までの道のりを示した点に大きな特徴がある。

 BSIは、今回のPAS7340を、5年間の「サステナブルファイナンス標準化プログラム」の第1弾の成果物と位置づけている。2020年2月末には、第2弾の「PAS7341:2020 責任ある持続可能な投資マネジメント - 要件」がリリースされる予定。最終的には3部作となる。

【参照ページ】PAS 7340:2020

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。