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【アメリカ】ディアジオ、初のカーボンニュートラル蒸留所の実現に期待。再エネ積極活用

 飲料世界大手英ディアジオは6月29日、米国ケンタッキー州に設立する同社ウイスキーブランド「Bulleit」の新たな蒸留所で、同社初の二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)が実現する見込みと発表した。同蒸留所は6,700m2でディアジオ北米最大規模。

 同ブランドは、ケンタッキー州シェルビービルの蒸留所で、同地域初の産業用太陽光発電パネルの設置や、地域農家からの原料調達、カーボンフットプリントの低減等を実施。NGOのOceanic Globalと協働し、使い捨てプラスチックの廃止も促進してきた。近年では、ウイスキーマガジンの2020年版「Icons of Whisky American Awards」で、持続可能な蒸留所として高評価を得ている。

 同社は2019年7月、1.3億米ドル(約140億円)を投じ、今回発表の新工場を建設。年間1,000万ガロンのウイスキー生産能力を有し、電極ボイラーの採用により、再生可能エネルギーとの併用で2021年より完全稼働予定。自動車2.5万台分に匹敵する年間11.7万tの二酸化炭素排出量削減が見込まれ、2030年までに電力調達を100%再生可能エネルギーに転換する同社目標への寄与が期待される。

 同蒸留所では、調理・蒸留・乾燥工程で使用する蒸気は100%電極ボイラーで生成する等、積極的に再生可能エネルギーを活用し、化石燃料燃焼ボイラーよりも二酸化炭素排出量を削減。騒音公害の減少やその他大気汚染物質の排出量も削減する。また、トラックやフォークリフト等現地で利用する車両はすべて電気自動車(EV)とし、再生可能エネルギーで現場で充電する。

 電力調達では、地方自治体との長期契約のもと、Inter-County Energy及びEast Kentucky Power Cooperative(EKPC)提供の認証済みの再生可能エネルギーを購入。省エネでも、省エネ性能の高い新型ボイラーや、外部照明への太陽光発電の活用、室内照明のLED化、倉庫内照明の作動時間の限定、屋根を下げることによる冷暖房の必要性の最小化等を行うとした。

 その他、水消費量については、蒸留所を節水設計にし、廃棄物についても、蒸留所稼働後に埋め立て処分を行わず、再利用・リサイクルにより廃棄物を最小限に抑える。

【参照ページ】Diageo Takes Stride Towards Climate Change Goal with First Carbon Neutral Distillery

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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