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【北米】スターバックス、ストロー不要飲料フタの標準仕様開始。使用後はリサイクル

 コーヒーチェーン世界大手米スターバックスは9月10日、米国とカナダの店舗で、ストロー不要で飲める飲料カップのフタを投入したと発表した。フタはリサイクル可能な素材で生産され、同社としてもリサイクルを目指す。ストロー不要飲料カップのフタの開発は、同社が2018年にプラスチック製使い捨てストローの廃止を決めたときから言及されていた。

【参考】【国際】米スターバックス、2020年までに世界全体で使い捨てプラスチック製ストロー廃止(2018年7月11日)

 同社は過去1年間、ストローなし飲料カップのフタの実証導入を米国とカナダの一部店舗で進めてきたが、反応が良かったため、今回本格的な導入に踏み切った。同社は、使い捨てプラスチックストローを使い捨て紙ストローにシフトする対策を進めていたが、そもそもストローが不要なフタを投入していく。これにより、同社店舗で毎年10億本を消費してきたストローを減らしていく。

 今回開発のストロー不要フタは、同社が設計、開発、生産までを行う。店舗では、コールド飲料のコーヒー、ティー、エスプレッソ、ジュース等での標準仕様とする。従来のフタとストローでのプラスチック消費量と比べても、消費量を9%削減できる。リサイクル性では、プラスチック・リサイクル事業者協会の基準に適合し、米国とカナダの多くの市場で実際にリサイクルされる。

 同社は1月に「リソース・ポジティブ」戦略を発表し、事業運営による環境フットプリントを2030年までにプラスに転ずることを明確にしている。

【参考】【アメリカ】スターバックス、「リソース・ポジティブ」事業運営を宣言。2030年環境目標も3つ設定(2020年1月27日)

【参照ページ】Starbucks Strawless Lids Now Available Across the U.S. and Canada

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